AC配管穴あけ、専用回路工事

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エアコン用にコンセントがない場合や、あっても他と同じブレーカーから
配線されている場合、家電量販店では工事できないと言われます。

間違ってはいないのですが、6畳用のエアコンですと定格電流も7A程度で
電気ヒーターのほうが余程電気を使うのです。

とはいえ、賃貸マンションでは入居者がどんなエアコンを取付するか
分かりませんし、設備を整えるのがオーナーの責任でもあります。
入居後に言われてしまいますと、在宅工事で余計なお金も掛かりますので
空室のリフォームの際に工事することをお勧めいたします。

なお、参考までに経産省の見解をリンクしておきますね。
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/koji_koshuQA.html
このページの後半に、こう書かれています。

ではでは、さっそく作業の様子を・・・
まずはコア抜きを行います。

コンクリート探知機(BOSCH D-TECT150)で鉄筋を調べます
マスキングテープのところに鉄筋があるようです
このように、鉄筋があるところに反応し、深さまで表示されます。
(探知性能は、コンクリートの厚さが15cmまでです)
探知機を信じて、いざ穿孔!
80mmの穴が無事あきました
もちろん、鉄筋は切らずにすみました。
もし鉄筋に当たった時は感触で分かります。コンクリートより
切れにくいので、進みが悪くなります。
キャップを取付します

コア抜きは無事終わりました。
続いて、エアコン専用回路の工事をします。

まずは、分電盤を交換します。
リフォーム後の工事なので、分電盤からエアコンのところまでの配線は
露出配線、モール仕上げです。
コンセントを取付して、完了です。